足るを知る
空腹は最高のスパイスっていうよね
ふと思うことがあるんだが、人は−1から0になっても、0から1になっても、同じように幸せを得られるのではないだろうか。大きな問題というのは、「相対的に」見て、前より今の方が状況がより良くなっているかどうかであって、絶対値は関係ないのかもしれない。
つまり、ホームレスが食料を手に入れる喜びと、お金持ちが毎日ごはんにありつく気持ちは全く違うのではないか、ということであり、また貧乏学生が1000円もらうのと、お金持ちが100万円もらうのが、金額がことなるけれども同じ程度の喜びなのではないか?という話
どうでもいいが、親知らずを二本も抜いた。右の上下をいっぺんに。だいぶ痛いし、深夜になった今でも血が止まっていない。私は本当にめんどくさがりで、かつ計画性がないから、夕方に歯を抜くというのにその日一日何も食事をしていなかった。
そしてそのまま歯を抜いた結果、何も食べられなくなってしまった。仕方なく帰りにプッチンプリン3個入りを買って帰り、少し痛みが落ち着いたところで口の左側を使ってゆっくり食べてみた。
なかなかいける。ということで一旦は満足して眠りについた。だがしかし、夜寝ていると空腹で目覚めてしまった。
こればかりはどうしようもない。今日バイト先でもらったチョコレートが目についたので、もしかしたらゆっくり食べれば大丈夫かもしれない!と思い、食べてみた。
これが感動的に美味しかった。このチョコレートは知らないブランドだったが、とにかく空腹だからなんでも美味しく感じるのだろう。もうたまらなかった。
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まあ結局のところ何が言いたいかというと、歯を抜いてみて初めて感じることの出来る幸せを得られて、私は満足である!ということです。多分。
以下ややこしくて全然どうでもいい話。
つまるところ幸福度のグラフは、[y=定数]じゃなくて、[y=ax]のような比例のグラフじゃないと、人生全体としては良い人生にならないというか、それが基本なんじゃないかという話。私の場合、歯を抜いたこと、そして食べ物をその日一日食べていなかったことで幸福度が断然下がった。そこで絶対的な位置としては非常に低いところにあったけれども、プリントチョコレートを食べることで、絶対的な位置は依然低いものの(だって血は出続けてるし、痛いし)、グラフの向きとしては上向いているので普段よりも幸福に感じることができたと。
なんだかこんな風にへんてこりんな言葉にすると幸福が逃げていってしまいそうだから、この辺で。