日々、淡々と

毎日淡々と生きていきたい

著作権とか

iphoneデビューした。まあそれはいいとして、これまでアンドロイドで使えたgoogle musicアプリが使えなくなってしまった。

どうやらiphone 向けの公式アプリはあるらしいが、日本では使えないらしい。

そもそもgoogle play musicをクラウドで使用すること自体日本ではできない建前になっている。

 

日本の業界団体の方は、圧力をかけるしか脳がないのだろうか。

apple社製品のpcからディスクドライブがなくなったのは、DVDやCDなどは今後なくなっていくからという理由らしいが、そんなことは少し考えればわかる。それなのに、この前の著作権法改正でDVDのリッピングは違法行為になった。なぜ一つの物体に押しとどめようとするのか。

 

B-CASカードで書類送検された事件なんかをみると、国や人類単位で壮大な無駄を行なっているような気すらしてくる。

 

ネットで簡易に決済する手段を整える努力もせずにインターネット上の知的財産をひたすら消して、アップロードした者への責任追及のみに熱心など企業などに至っては、もはや虚しいような感じがしてしまう。彼らこそ淘汰されるべき側の人たちなのではないか。

お金を払いたくないわけではなく、むしろ高いお金を払っても構わないから、もっと簡易に、簡便に、使いたいだけなのに。

 

大きな視点に立ってみた時に、時代の流れに逆らって漸減していくことが目に見えているような種類の既得権益を必死で守る必要はそこまで大きいだろうか。winnyを作って逮捕された人も(結局無罪だったけど)、新しいビジネスモデルを構築していこうとする努力をしないことに対する違和感を言っていたし、同じようなことを私も感じる。

 

なぜ、もっと自由にしないのか。

よりよい世界が作ることが出来る道は、著作権を固守して圧倒的大多数の人の利益を犠牲にしたままで変化を拒む方向ではなく、別の方向にあるのではないか。

 

最近、図書館での厳しすぎる資料利用制限とかiphonegoogle musicが使えないとか、人類の科学技術の限界ではなく、利益分配がうまくいっていないだけのせいで無駄に制限をかけられてイライラすることが多い。

不利益を甘受するしかない立場に非常にややもどかしさを感じる。